52 basara 三成 からんころん終 2015年11月08日 「…ちちうえがもちをたべております!」「そ、その様なことで驚くのでござるか?!」「まー石田だからな。菓子食うか?」「やれ、独眼竜。うちの坊にあまり甘い物を与えりゃれるな」「そうで御座いますぞ!政宗様。」「若様もダメだよ。うちの旦那も虫歯になって大変だったよー!」「うちもだ」「我は食べさすので精一杯よ。佐吉はまだで三成より食すから賢いかしこい」「おい、若。こっち来い」「うむ。巻き込まれると長いでござる」「流石父兄会よ」「うちは鶴の字だろなぁ」「あれは…風魔に現を」「はっ歯ぎしりが凄いでござる」「西海の鬼が嫉妬の鬼だな」「お、流石伊達の旦那!上手いこと言うぜ」「嫉妬の鬼…」「しばたどの?」「なんでもございません」「騒がしいなぁ」「後で斬首しておきます」「いい、いい。佐吉も楽しそうだ。柴田殿の妖の話が好きらしくてな。刑部が嫉妬していたぞ」「そうですか」「食べられるか?」「あと、ひとつ」「う、うん。そんな苦渋に満ちた顔をせずとも。」「あと、ひとつ」「緩々と食せばいい。どうせこのあとも宴なろう。いや、彼方はもうなっている。父上が乾杯しているし」「…」「歯ぎしりが…無理せずともよいぞ」「その様な!!!」「う、うん。」餅と睨めっこしている三成を見ている。長い。とっとと食えとは流石に言えない。3日分くらいの量だからなぁ。だから小さいのを頼んだのにな。わざわざ大きいのにせずとも。いや、大きくなくて普通サイズにせずとも。「あ」「…」「だ。大丈夫か?」「あい」「…」「ごくん…う」「顔が青いぞ!横になれ」「ですが」「膝を貸そうか?枕をとろうか」「ひ、ざ?」「衣装もきつい故別室で休むか?」「膝をお借りいたします」「ん。気持ち悪くなればすぐ言え。徳川殿」「おっ!睦まじい…三成睨まないでくれ」「これ、おとなしくしておれ。彼方は頼んだよ。あと水と桶を用意する様に言ってくれ」「承知した。」「ありがとう。」「姫様」「大事ないか?」「はい」「無理をしないで良かったのだぞ」「ですが」「?」「姫様より、この心が小さいと思われるは甚だ」「…」「特に独眼竜などがそう」「からかっただけだろ?にしても」「姫様」「そなたは誠愛しいな」「私もで御座います」からんころん「う…」「無理をするからよ」「刑部」「胃薬を飲んで奥へと行きしゃれ」「だが、」「宴は長い。一眠りすればよかろう。明日の婚礼に青い顔して出る気かえ」「そうだな」「姫様」「皆勝手にしているしな」「そうよ」「刑部もあとは頼んだ」「頼まれた」「歩けるか?」「ああ」「ひひひ。本に睦まじい事よ」 PR