29 basara 三成 からんころん終 2015年10月13日 「っ!」「やれ起きたのか?」「いいいいいいいいいい」「ひひひ。壊れよったわ」「今何時だ!?」「もう昼餉が済んだのちよ。」「何だと?!なぜ起こさなかった???」「見よ。」「…なぁ刑部。」「ん?」「何故、石田殿と真田殿が?」「やれ、静かにしたもう。先程まで主を起こさぬ様に戦いに明け暮れておったからのう。」「本に。私の寝所がボロボロだな」「まぁ、怒るな。ちと寝よ。体が悲鳴を上げよるわ」「…」「太閤よりの内々の沙汰よ」「わかったが…で何故この様な」「ひひひひひひ」「?」「其方も変わった男に好かれるなぁ。」「真田殿か?如何した?」「夜の試合に出るそうな」「…は?」「いや何。のう、忍び殿」「あはー。ごめんね」「…」「いやさ。うちの旦那女性恐怖症でね。いや違うな。極端なシャイなんだよね。言ってたでしょ?」「ああ。」「その旦那がさぁ。姫様に一目惚れした様で、ね。いや女とわかってのちだよ!そういう趣味ではないから。」「其れを太閤と虎がのぅ。結婚せぬとも良い。真田と三成のショック療法としてどうかと」「今、刑部が嫌いになった」「ぬ…。ほら見てみろ。主らのせいで我まで!!!」「ほっんとごめん!!!どこを如何見てもうちが悪いし、酒弱い二人が酒飲んでやっちまった感半端ないんだよ?大谷の旦那も竹中の旦那もそりゃ必死に止めたんだけどさ。がはは。如何だとうむで終わっちゃて。うちとしてはあの、真田の旦那がさ女に興味をしかも姫さんみたいに器量好しって…俺育て方間違って無かったと心底喜んだけどさ。ごこごごめん!そんな顔しないでよ。俺様も止めたんだけど。珍しく土下座して頼んだ旦那を見てたら、つい」「はぁ」「打ち首覚悟でお願いします!真田の旦那に一世の情けを!」「ひひひ。」「あいわかった」「え?!」「なんだ、その顔」「ほーーーーんとうにいいの?」「良いと言っているだろ?」「やれ、姫。」「いい。元々石田殿以外の男も相手にせねばいかんだからな。別にいい」「…」「ただし、婚礼の好はないぞ。何より不寝番も立つ。そちらも一人つけよ。」「えっえー?」「良いな。」「わかったけど。」「ならば明日に迎えを寄越す。刑部」「な、何よ。」「安心しろ。刑部は嫌いになれん」「…姫。」「今外でそわそわしている竹中殿が大嫌いだ」「あ、気がついてたの?」「其れなら良い」「良いの?!」「姫に嫌われるとうちのに言われている様でな。ちと堪える」「どこまでいっても愛妻家だな」「ひひひひ」からんころん「ということだから」「…」「だ、旦那?!」「破廉…いや、うぉぉお。お館様ぁぁぁ!!!」 PR