唐紅 三成 戦国 長編 続き 現代終 2016年02月07日 「姫様」「はい」「…もう痛くありませんから」「本当にごめんなさい。なんとお詫びすれば良いか」「いえ、私の不配慮が原因です。」「あんな…子供の様に。貴方にご迷惑どころか…お怪我をさせてしまって」「この様ものは怪我には入りません」「ですが…」「姫様」「…」「…」「一層…」「姫様?」「…」「まさか?!」「私を罰して下さい!」「婚約を破棄にはしないでください」「え?」「は?」「石田様?」「破棄はやめて下さいませ!私は貴方以外の方と添うつもりもありません!」「破棄は…私もしたくありません」「姫様!」「ですが…私は。どうぞ!同じ様に打っていただいても!引っ掻いていただいても構いません!打ち据えられても切り刻まれても致し方ないことをしております!どうぞ私を罰して下さいませ!」「打ち据え…斬り刻む?私が姫様を?」「はい!」「無理です!!!」「ですが!」「貴方の美しい肌に擦り傷一つ付けたくないのです!それ以前に…打ち据えることなど!貴方は私がお守りするものであって!傷つけることはありません」「私は貴方を」「いや、痛くありません!怪我ではありません」「ぐす…」「姫様?!」「やれ、仲直り…まだの様よの」「刑部!助けてくれ!!!」「ん?」「かくかくしかじか!」「…デコピンでもいたせ。」「!」「姫も。あまり無理を申すな。もし、誰ぞ主にデコピンして見よ。冗談ではすまぬのよ。」「ですが…」「まぁ、終わり次第例の部屋に。婚礼の晴着を決める故」「石田様…」「デコピンなど!許されるわけがない!!!」「だめか。なれば姫、頬に接吻などでもしりゃれ」「「?!」」「元々罪ではあるまいが、姫からなさる羞恥は同等よな」「で、すが」「三成も打ち据える趣味はなかろう?ここらで手打ちせよ」「だ、が」「嫌か?」「嫌なわけがない!」「口にするのはぬしから折を見てすればいい。故に姫からは頬よな。」「…」「では。あとで。三成。ぬしもとっとと済ませて参れ。丈合わせがある故」「おい!…姫様?」「!」「ご無理をなさらず」「い、え」「…」「あの、」「(愛らしい)」「そ、の」「目を」「はい?」「閉じてください」「?」「…」「なっ?!」「接吻は私からしたいものです」「う…石田様」「なさいますか?」「!」「そのご尊顔を拝しただけで充分…!」「っ!では!行ってまいります!!」「…」唐紅「茹で蛸が二つよな」「可愛いなぁ」「賢人も骨抜きか」 PR