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変換なしの雑食夢

ran

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銀英伝

「孫ができる歳になってしまったのね。」
「あら出来なければ出来ないで頭を抱えるものよ。」
「まぁそうね。」


そういって茶会が始まる。皇妃となった娘に子供が出来たのが分かったのが昨日でただいま皇太后殿下とその話題で持ちきりだ。太公家に久しぶりの子供なのだから当たり前といえば当たり前か。ただ、我が子の分頭を抱えているのだ。何せ粗相があってはならないから。



「準備は大丈夫よ。」
「本当に?」
「以外と心配性ね。」
「娘のことを思うとね。」
「陛下も私もあの子が生まれてからの付き合いだもの。何かあったら言える間柄よ。」
「そうね。にしても」
「ん?」
「有言実行だったわね。」
「ええ」




生まれたばかりのユリアパウラを見て皇妃にと欲して20年弱。結婚して子供を成して。公務も滞りなく、ラインハルト陛下を思い出すわと言えば最近本当に似ているのよねと笑われる。

初めて出会った歳と同じですもの。

そう思えば早いような長いような。波あり谷ありの人生だったわ。そういって2人で笑う。老域の年齢になってもこの関係が変わらなかったことはありがたい。貴族に列席しようとする彼らを夫と息子たちが固辞して「武勲によって正当に評価されたい」と言ったのは正解だったかもしれない。お陰で今もこうして穏やかな気持ちで居られる。


「如何したの?」
「色々思い出してきただけ。」
「そんな歳でも無いでしょ?」
「そうね。」
「ミュラー夫人?」
「オーベルシュタインが亡くなった時は死にたかったのに。人とは不思議なものだわ。よぼよぼになるまで生きたいものね」
「ええ」
「皇太后陛下」
「何?」
「義理の親として。何より、友人として。ユリアパウラのことお願いします。」
「本当にどうしたの?」
「一応ね。」
「貴方が陛下を我が子のように扱ってくれてどれだけ私たちが救われたか。ユリアパウラのことも。貴方の子供は私の子供でもあるのよ。だから」
「皇太后陛下?」




そんな恐ろしいことを言わ無いで。そういって私を見る。私はふふふと笑ってお茶を一口含む。
いつもより少し苦い味がした





2人の話

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