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変換なしの雑食夢

ran

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銀英伝

<eプレイガールが来たと言われて首をかしげる。ドックにいち早く偵察しにいったポプラン閣下曰く、すっげぇナイスバディのS嬢が副官なのかよと叫んでいる。そのせいで、アッテンボロー提督もそわそわするし、カリンはむすっとする。僕に当たらないで欲しい。フレデリカさんは後から来るからいいとして。みな珍しくそわそわしているので居た堪れない。僕が悪い訳では無いはずだ。
今日は私的に来られているミュラー提督がお越しになるはずだった。副官の方も彼の方にそっくりなほどの真面目な方だったはずだ。


「ミッツ提督」
「はい」
「ミュラー提督閣下をご案内致しました」
「はい。」


そう言って現れたのはいつも通りのミュラー提督。そして副官の方。


そして、アッテンボロー提督もポプラン閣下も好みそうな美人が登場する。黒髪のスラットした背の高い女性。思わずどきりとしてカリンに足を踏まれる。



「お久しぶりです。ヘルミッツ」
「お久しぶりです。」
「フロウカリンも。お元気でしたか?」
「ええ。ミュラー閣下もご健勝のことなによりです。そちらは?」
「?」
「女性の方は初めてお会いになります。」
「あ、ああ。」


初めましてという声とともに帽子が取られる。名前を呼ぶとにこりと笑うその顔は穏やかで、優しげだ。…この声どこかでと思っていたらミッツ閣下とは二度目ですねと言われる。


「あっ」
「オーベンシュタインの妻でしたね、以前お会いした時は」
「ええ、でも」
「?」
「もっと」
「ああ。この格好ですか?」
「私はやめて欲しかったのですが皇妃殿下が」
「似合いません?」


似合いますという外野の声に笑顔で対応するあたりオーベンシュタイン夫人だ。以前お会いした時とは全然違っているもののおおらかな感じは健在らしい。


「でも如何して?」
「私の妻です。」
「「は?」」
「あら、人妻なら似合いません?」
「「似合ってますが」」
「人のものに手を出すほど困っていらっしゃらないでしょう?」
「こら」
「ふふふ。ごめんなさい。貴方」
「再婚なさったのですね。」
「ええ」
「如何してですか?」
「こら、カリン」


くってかかる性格は健在らしい。びっくりしつつもくつくつ笑ってフロウという。声が妖艶だ。かつかつと歩いて行ってにこりと笑う。背が高い分、あのカリンが弱腰に見えるのは仕方が無いにしろ、夫人の格好が似合いすぎているのだろう。


「可愛いわ」
「…馬鹿にしてます?」
「いえ。あなた年は?」
「…」
「まだ二十歳来てないかしら?」
「ええ」
「私はその時オーベンシュタインと共に生きてきたわ。あなたたちの知らないあの人を知ってる。愛してくれたし愛された。あの人が死んだ時、後を追うなどいわれなかったら死んでたわ。それくらい愛して大切な人よ」
「1年で再婚したのに?」
「カリン!すいません、夫人」
「いいのよ。もっと酷い事散々言われているから。」
「え?」
「遺産目当てだ体で手に入れたとか?まぁこういうのに比べればふろうのは素直で可愛い」
「私」
「ミュラー提督は今の私の生きる意味よ。彼が生きろと言って慈しんでくれるから私は生きて笑えるの。ね?」
「私に聞かないでください」


そう言うとニコッと笑ってカリンの耳元でぼそりと何かを言う。急に真っ赤になったかと思えば「素直が一番よ」と言われてこちらをじとっと見る。僕が何をしたっていうのか。そして夫人の顔を見てこくんとうなづくと夫人は「可愛い」と言って頬にキスをする。


「今日はミッツ閣下と紅茶の話をしようと思ったのですが」
「え?」
「ねぇフロウ。貴方の貴重な時間。私に少しだけでいいから頂けないかしら」
「ちょっ。夫人?!」
「はい」
「えっ?!カリン???」
「よかった。実はホテルをチェックインしてるの。」
「夫人????!!!!」
「喜んで」
「じゃあ行きましょ」



そう言って恭しく手を取ると御機嫌ようと言って外に出て行く。ちょっ待って!と言いながら追いかけるのはもう少し後の話。




プレイボーイのプレイガール


「提督」
「だから着せたくなかったんです」
「止めなくていいのですか?」
「絵を描くだけですから1時間程度したら帰ってきます。その間に例の話を…」
(この人わかって?!いや皇妃のせいか!!!?)

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