basara 片倉 野菊と荊棘 終 2015年08月25日 「聞きたかったんだが」「?」「俺たちの子供は如何してる?」「…」「男か?」「…」「そうか。生まれてきていたら、立派な後継だったな。生きていたら3つくらいか?やんちゃ盛りだ。」「…」「…」「?」「いや、まさか俺にそんな顔をするとは」「…」「すまん。つい、嬉しくてだな」「…」「生きている間にこういう話ができていれば、よかったのにな」「…」「そういう顔をしないでくれ。やはり、笑った顔がよく似合う。」そういうと彼女は困ったような顔をして手を取る。そして、掌につらつらと文字を綴る。『解りますか?』「ああ」『沢山の供物、ありがとうございました。』「届いたか?」『貴方は、何故。私なのですが?』「何故か。お前にしたら迷惑な話だな。」「…」「一言でいや、一目惚れだ。」「?!」「そう言ってただろう?」『貴方ほどの方が…』「どれほどの物かしらねぇがな。そうらしい」『なら、一層。』「ん?」『嫌な殿方のままでいて欲しかった』「お、い?」『時間のようですね。』「待て!」『ゆっくりお休み下さい』触れる野菊「っ!」「…流石というか。あと1日寝ていても不思議ないのに」「あ?!」「そろそろ見切りつけなさいな」「…聞きたいことがある」「何?」「本当にあいつは」「ふふふ」「おい!」「まぁ頑張って!」「…」 PR