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変換なしの雑食夢

ran

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純愛 2

「失礼いたします」
「やれ、何用よ」
「包帯を替えまする」
「ひひひ」
「?」
「ぬしも誠不幸よの」
「?」
「はてさて、侍童にでもさせればよかろう」
「…」
「初」
「これは私の仕事でございます」
「ぬしもこの様な醜き姿になりとうはなかろう」
「…刑部様」
「ん?」
「用意は整いました」
「ひ、ひひひ」
「失礼いたします。痛ければおっしゃってくださいませ」










「左近様…」
「な、何?」
「もう、色気が半端ない」
「あー…またそれ」
「またと言ってくださっても構いません。ただ聞いていてください」
「面倒い」
「お礼は…まぁありませんね」
「無いの?!」
「はい」
「…まぁいいや。で?」
「縁で寛いで…煙管を舐められてる姿なんて…もう!!!」
「ははは」
「悶えて死ねる」
「…」
「…聞いてます?」
「んー…何?」
「酷い!」
「だってさぁ」
「?」
「(遠くからこの状態見てるから機嫌悪くなるんだもんなぁ)」
「左近様?」
「なんでもないって。あ!」
「???」
「お初ちゃん」
「何ですか?」
「刑部さん好き?」
「何言ってんですか?崇拝の域です」
「そ、そっかぁ」
「さてと…」
「もう行くの?」
「着物の支度もありますし…包帯も洗っておかないと。薬ももらってくる予定ですから」
「忙しいね」
「刑部様の為なら苦ではありませんよ」
「ねね!刑部さんの何処が好きなの?」
「全部です」
「は、羞らいなく言うね」
「事実ですから」
「なら!いつから?!」
「いつ…ふふふ」
「?」
「私の勝手な一目惚れです」




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