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変換なしの雑食夢

ran

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純愛 1

「刑部様。初はここにおります。あなた様が治る時まで、ずっとお傍におります。ですから必ず、必ず良くなってくださいませ」




ポロポロと溢れる涙が美しく、また切なかったのを夢見心地に覚えている。泣かしとうないと柄もなく思うそれは何よりも誰よりも愛おしく思ったのだ。










「初」
「はい」
「…」
「…」
「そ、の」
「お薬を煎じてまいります」
「や、やれ」
「何か?」
「い、や」
「では失礼いたします」




あれは誠に夢だったらしい







「おーい!初」
「左近様」
「どーたの?スゲェ顔」
「自己嫌悪中です」
「あー…また?」
「あー!!!何でああ可愛げのない話し方しかできないの!?」
「しらねぇって。塩対応過ぎるっしょ」
「だって!」
「ん?」
「左近様は兜を退けてリラックスしている時の刑部様の破壊力をおしりにならないから!」
「えー…」
「ものすごい威力なんですよ!もう!色気が半端なくて!」
「知ってたら怖いって」
「何がだ」
「三成様!」
「治部様!」
「な、なんだ?!」
「私を残滅してください!」
「は?」
「ちょちょちょ!死んじまうって!」
「なんの話だ?」
「何時ものっす!刑部さんの前で塩対応したらしくて」
「くだらん」
「くだらないありません!刑部様にご迷惑をおかけした上気を使わせてしまったのです…万死に値します!」
「怖いって!」
「迷惑?」
「こうなんでああ可愛げのない反応しかできないのでしょうかできないのでしょうか。空気は重くなるわ…気を使わせてしまうわ」
「ああ。それでか」
「?」
「残滅するのにはやぶさかではないが…刑部が許さないだろう。初」
「はい」
「貴様にとって刑部はなんだ」
「私の命より大切なものでございます」
「即答?!」
「ふん!なら良い」
「良くないのでございますう!!!ああ!この性格が憎い!」
「私のように崇拝すれば良いのだ!」
「そうなのでございますが…こう顔がにやけて。顔面崩壊してしまうのです」
「其処からの崇拝だろう!恍惚と見惚れれば良い」
「?!」
「(よく似てんなぁ)」
「治部様」
「何だ」
「心の師匠と呼んでよろしいですか?」
「…好きにしろ」
「!」
「初?」
「ありがとうございます」






「「…」」





「前語撤回する」
「初…その普通のままで行ったほうが良いって。顔面崩壊しても大丈夫だから」
「な?!無理無理無理無理」
「無理を可能にしろ!」
「師匠!」
「ちょ?!…あれ?」
「刑部か」
「っ?!」
「やれ三成。我の…いや、良いわ」
「…そりゃねぇわな」
「致し方あるまい」
「?」
「ひひひ、やれ。太閤のお呼びよ」
「何?!行くぞ!刑部」
「あいあい」

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