純愛 3 純愛 刑部 2017年07月12日 「初様はお可愛そうですね」「?」「あの、刑部様の侍女だなんて」「…」「お止めなさい…初、落ち着いてね」「この娘は何も知らないのですから」「?知っておりますわ。あの包帯の下には醜い皮膚が有るのでございましょ?嗚呼、恐ろしい」「…」「これ!」「は、初」「言いたい事はそれだけですか」「いいえ。それに酷く恐ろしい性格だとか。そのせいで何人もの…っん!」「で?」「ははははははつ?!」「その手を離して!」「…他にその汚らしい口で何を語るか見ものですわ」「うぐっ」「島様を呼んできて!」「医師も!!!」「ふふふ。…初期教育で聞きませんでした?」「わー!」「早く!」「あの方は私のかけがえの無い方。仕えるのは至高。私の宝を汚したのです。覚悟は出来てますね」「で、一方的に打ち捨てたと」「何か問題でも?」「殺せばよかったのだ」「島様に止められました」「何?!」「着物全部ひん剥いて木に吊るそうとしたら誰でも止めるって…」「嫌だって。人様のこというのですからどれ程のものかと。」「怖っ」「見苦しい」「三成様まで」「最初にこれの事は周知されているのに忘れるような愚か者だ。仕方ない」「ですけど」「なんだ?」「相手女の子っすよ」「男尊女卑です」「…違う気が」「あの方より尊い方は居ないのです。師匠なら誰も止められませんよ」「当たり前だ。塵芥を塵芥に戻して何が悪い」「もー!」「やれ入る」「刑部か」「ひひひ。居ったなぁ。」「初ちゃんに用っすか?」「?」「また輩を痛めつけたか?」「因果応報でございます」「にしても苛烈よ…三成?」「私なら頸いている」「さよか…はぁ。本にぬしらは手がかかる」「?!」「初?」「申し訳御座いません」「ひ、ひひひ」「刑部」「ぬしの澄まし顔以外を初めて見たわ。」「悪い癖だ」「???」「やれ、すまぬ。どうせまた我の事よの」「…」「裸に剥いて吊るしあげようとしたんっすよ」「し、島様?!!」「ひ、ひひひひひひ」「も、申し訳御座いません!」「や、れ。構わぬ。」「刑部様」「本にぬしは…不思議な女よ」「?!」 PR