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変換なしの雑食夢

ran

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銀魂

ぷくーと頬を膨らませるのだろう。可愛いだろうが心底困る。不純異性交遊と妙な達筆で書かれた半紙を玄関に貼られ、鍵までかけられている。と言うものの縁側では松陽とヅラがニヤついてこちらを見ているからやはり怒っているのは彼女らしい。

「どうする?」
「…」
「おい、こりゃ相当怒ってやがるな」
「…」
「大体門限6時ってなんだよこんちくしょう。俺らは小学生かっつーの」
「おい、銀時」
「何だよ、高杉」
「全力で謝るぞ」
「俺は土下座する。」




からりと戸を開けて台所に行くと膳が2つ用意されていて居た堪れたくなる。居たことのない母親よりタチが悪い。きっちりと風呂と寝床の準備までして部屋に引っ込んでしまっていますよとにやにやした松陽の台詞を聞いてそそくさと彼女の部屋に行く。

灯りがついている。まだ起きてるなと高杉に合図すると静かにうなづいて土下座の準備に入る。



「「すいませんでしたあ!!!!!」」



がらりと開けると同時に土下座をすると何故か男の声で誰がねと言われて空気が凍る。


ここは彼奴の部屋で
変な訛りの陽気な男の部屋ではない。



断じて、ない。


「誰き?おんしら」
「てめぇ」
「ん?」
「誰の許しを得てこの部屋にいる?」
「死にてぇのか?!あぁ!!?」
「な、何怒っちゅうが?」



刀に手をかけようとした瞬間、からりと奥の襖が開いて、夜着に着替えた彼女が現れる。それ越しに見えるのは敷かれた布団。


「てっめぇぇぇぇぇ!!!!」
「は!?」
「銀ちゃん?!晋ちゃんも落ち着いて!!!!!!」
「何処の馬の骨と!!!」
「は?」
「貞操がねぇのか?」
「誰でもいいのか?!」
「…」
「こいつら何ゆうちゅう?」
「小太ちゃん」
「このバカヤロウゥゥゥゥゥぅぅぅぅぅうううう」



ヅラがラリアットをかましてきて二人して庭に転がる。
若いっていいですねぇと陽気にいう松陽に噛みつこうとして冷んやりとした空気を感じる。


「坂本さん。ごめんなさい。この人たち頭まで変態菌にやられていて」
「…」
「で、言うことは?」
「「すいませんでした!!!!!」」
「?」
「え?何???」
「…」
「違うでしょ?恋人できたんなら教えてくれたらよかったのに。秘密にするなんてひどい!」
「は?」
「ちょっと待てよ」
「くくくくく」
「なんね。そういうことか」
「ええ。全く脈なしなんですよ」
「ガハハハハハ。どうね。ワシと」
「「…」」
「情けないぞ。銀時。高杉」
「うるせぇ」
「死ねヅラ!」
「小太ちゃんにそういうこと言う銀ちゃん嫌い。」
「ごめんなさい」



そういって土下座するとびっくりするこいつにいつ気がついて貰えるのだろうと。それが途方もなく恐ろしい確率ではないのだろうかと冷や汗をかきながら密男(仮)を血祭りにあげる算段をたてるのだった




好きな女は鈍感である

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