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変換なしの雑食夢

ran

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銀魂

「まぁ兄様」
「只今」
「急いで湯を用意いたしますね。」
「頼みましたよ」


木綿の薄い桃色の着物を着た彼奴は大きな瞳をまん丸にして俺の顔を見る。パタパタと用意している姿は俺より幾つかしただろうけどしっかりした女なのに可愛く笑うのだ。

好きだった。
会った時から先生の妹という以上に彼女のことが好きだった。

「銀時さんはお強いですね」
「なんだこんにゃろう。嫌味か?!」
「?」
「先生には勝てねぇ」
「ふふふ」
「…なんだよ」
「みんな勝てないって言ってる貴方がそんな顔したら他のものはどうするのですか?」
「そりゃ」
「兄様にはそのうち勝てますよ。あちらはもう歳なんですから」
「ひでぇ」
「時間なら幾らでもあります。でも」
「?」
「銀時さんは誰かを幸せに出来る強さを手に入れてくださいね」
「なんだよ、それ」
「さぁ?」
「はぁ?」
「兄様の口癖です」

そういって笑うと背伸びをして帰りましょうという


「今日は銀時スペシャルしないで下さいね」
「やだね」
「じゃあ夕飯抜きで」
「じゃあ銀時さんは止めろ」
「?」
「俺が呼び捨ててんのに。大体気持ちが悪い」
「そうか」
「おう」
「銀ちゃん」
「…なんだよ」


お家に帰ろうと言うこいつを幸せにしたい。それが俺の夢に成ったのは当たり前話だったのだ



君が愛しい

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