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変換なしの雑食夢

ran

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銀魂

「馬鹿だね」
「ああ」
「馬鹿は死んでも治らないよ」
「知ってら」
「だから心配だったのよ」


裸足で走った先に2人がいた。私の顔を見て笑う銀ちゃんと気を失ってしまっただろう晋ちゃん。懐かしいはずなのに嬉しいより悲しいが勝ってしまう。ボロボロの2人。こんなことになって欲しかったわけではない。きっと兄様も一緒のはずた。そう思いながら私は落ちた刀を拾う

「血を思い出すか?」
「朧」
「最強の男の妹であるお前は、今更何を守る」
「兄様の希望」
「松陽の?」
「ええ」
「仇だ」
「仇は貴方よ」
「そうか」


刀を向けると男が笑う。


「次は誰を不幸にする?」
「貴方がいいわ」
「十分不幸だがな」
「そう」
「最高の友と許嫁を一度に失った」
「貴方がそういう人だから兄様も、私も。」
「…」
「恨めないのよ」




そういって涙をこぼす彼を見て私も泣くのだ。
銀ちゃんが好き。晋ちゃんが好き。そして…この男も。


この呪縛はいつまで続くのだろう。そう思って私は大地を蹴るのだった。



君に恋する不幸

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