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変換なしの雑食夢

ran

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勝手すぎる三成15

三成さんのコンクリートは好かん!という一言(今までのマンションは異例中の異例だったらしい。結婚当初の居も日本家屋のような内装のマンションだった気がする)で近くにあるお屋敷に居を移した。此れは元々大谷さんの御宅らしく純和風の平屋の建物でとにかく大きい。古くて不便よと言った大谷さんの台詞を無視して佐吉がキラキラの目で此処が良いと言ったものだから他の候補を見る前に即決定したのだ。お手伝いさんもいないこのお屋敷で私たち4人は生活をする。とりあえず佐吉がご機嫌なので一安心といったところだろう。





「幸」
「はい」
「荷解きは済んだか?」
「ええ。元々荷物も少なかったですし。三成さんは?」
「済んだ。刑部もだ。」
「島様は?」
「?」
「重いもの運んでいただいたのに…真逆」
「帰した」
「お礼言ってません!」
「構わん!」
「そういうわけにはいかないでしょう…携帯電話貸してください」
「何故?」
「お礼を申し上げます」
「!」
「あなたの部下なのでしょ?大切にしないといけませんよ」
「ぐ…」
「それともまだ妻として不足でもありますか?」
「な、ない!」
「なら貸してください」
「…」

『三成様〜!!!まだ何か足りないものあったっすか?』
「島様ですか?」
『え?!な!!』
「石田の妻です」
『は、初めまして!わ、私は』
「ふふふ。いつも主人がお世話になっています。島様の話常々」
『へ?!あ!』
「お礼を申し上げたかったのですけど…本当にありがとうございました」
『いえ!』



「島様?」ときこうした瞬間携帯電話を取り上げられ、強制終了させられる。怒ったところで無駄だろう。憮然としつつも機嫌は良いので失言ではないらしい。本当に最近のこの人の表情はわかりやすい。こんな人だったかと思うものの、現実それなのだからそうなのだろう。人は変わるものだ。




「三成さん」
「礼は言った!」
「はぁ…」
「…」
「なんですか?」
「気に、入らないか?」
「お礼は言えましたし、あなたの性分をよく知った方ですから。」
「今の秘書だ」
「あら」
「何だ?」
「雑賀さんは宜しいのですか?」
「?!」
「?」
「雑賀、とは何もない」
「あら」
「…」
「…」
「信用、していないのか?」
「ある程度」
「!」
「一応妻に戻りましたので必要なことは致します。今までとそう変わりませんが。英雄色を好むと言いますし。浮気するならこの間言った通り貰うものもらって、離婚します。後腐れなく。ありがたいかな、大谷さんが家政婦として雇ってくれるみたいですし」
「お、おい!」
「何か?」
「何故、そういうことを言う?わたしは言ったはずだ。もうお前を泣かさないと」
「あー…」
「浮気などしない。真実、私の愛した女はお前だけだ。」
「…ありがとうございます。」
「幸」






竹中様と言った瞬間、三成さんの顔色が変わった。言いたいことがわかったのだろう。ぐ…とか、う…とか言うもののまともに言語を発せない。





「言ってなかったのでしょ?」
「すまん」
「離婚しろって矢の催促でした」
「?!」
「会長が止めてくださいましたが…私でなくても雑賀さんでも良いとおっしゃってましたよ」
「?!??!?!」
「愛人は嫌です」
「当たり前だ!」
「ですが、今もそんなに変わらないと言われましたよ」
「ぐ…」




まぁ、決まりましたらお伝えくださいとさめざめと言えばすくりとだって何処かに行く。取り敢えずそっとしておこう。










勝手すぎる三成15







「連絡したが聞き入れられなんだか」
「…」
「致し方ない。主は諦めて離縁しりゃれ。何、幸殿も佐吉も安心しりゃれ。我が」
「バカを言うな!」
「賢人とて卑怯よの。佐吉は寄越せ。主は返せ。幸殿は出て行けとは…」
「な?!」
「如何する?」
「今から本宅に行ってくる」
「左様か」
「幸!居るか?」
「はーい…?」
「今から本宅に行ってくる!」
「今からですか?」
「遅くなるかも…いや、帰ってこれないかもしれん」
「はぁ」
「必ず、許可を得くる!いいか、必ずだ!」
「?」
「だから待っていろ!良いな。誰が何といってもだ!」
「え?!三成さん?!…行ってしまいましたけど…笑いすぎですよ」
「これを笑わずして如何する」
「何事だ?」
「三成が本宅に行ったのよ」
「え?」
「もやしがいない?!」
「佐吉」
「あれがいては鬱陶しい。」
「はぁ」
「今日は3人で静かに過ごすぞ!」
「今日は第五シリーズよ」
「!」
「ひひひ」

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