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変換なしの雑食夢

ran

おおきいのとちいさいの

「みつな、り?」
「なぜそばにいない!きょかしていない!!!」
「え?!本当に三成?!」
「?」
「ぎ」
「ぎ?」
「刑部ーーーーーーーーー!!!!!!!!」




珍しく三成より早く起きたから顔でも起きてこようかなぁ、と部屋から出てすぐに帰ってきた、はずなんだけど。どこの上に座っていたのは明らかに三成ではなくて。小さな子供。三成激似の。可愛い子供。
大きなお目目に涙をためて抱きついてくるものだから思わず新しい扉を開きそうだったけど!いや、それより。





「はてさて…主には恥じらいというものをどういえば理解できるか」
「そそそそそそそそ」
「落ち着きやれ。主は一事が万事そそっかしい」
「三成!」
「三成が如何いたした?先ほど主を起こしに…」
「…ぎょうぶ?」
「…」
「…」
「…やれ、主はいつの間に三成の子を拵えた?」
「違うの!」
「隠し子か?」
「違う!って言いたいけど」
「?」
「可愛いから許す!」
「やれ頭の軽い…主の名は?」
「いしだみつなりだ」
「…」
「ぎょうぶ?」
「可愛いから許す?」
「許す」
「にしても三成どうしてこうなったの?」
「ちょっと前まで我と仕事しておったのになぁ。」
「え?」
「主を起こしに行くと言ってものの数秒後主が来たのよ」
「えー…」
「?」
「私もう結構な時間この子と一緒に居るんだけど」






「おい!あのバカはここにきているのか?!」







「「えー…」」
「おい!ばかというな!」
「…」
「これはわたしのだ!ざんめつするぞ!」
「み、三成!!!無名刀下ろして!!!」
「五月蝿い黙れ。貴様。私というものがありながらどこで不貞を!!!」
「どう見てもあんたにそっくりだろう!」
「ひひひ。普通なら主の不貞を疑われるわ」
「何?!…おい貴様。誰の許可を得てここに居る!」
「だまれぐぶつ!わたしはわたしのよめといてなにがおかしい!」
「嫁?!みつなり、嫁って本当?」
「ほんとうだ!」
「うわぁ〜」
「っ!」
「たるみきった顔よの。」
「は、早くそんなものつまみ出せ!!!」
「…」
「な、なんだ」
「ちびみつちゃん。お部屋に帰ろう。一緒に朝餉を食べようね」
「ああ」
「お、おい!」
「おっきい方なんて私は馬鹿で不貞をしてるって思っているみたいだし。」
「ま、待て」
「お昼寝もしようねー」
「ああ!」
「ああ!もう!!!大好き!」
「?!??!?!」
「わたしもだ」








「何が…起こった?」





「ああ、三成くん。大谷君」
「やれ賢人。如何した?」
「三成君は?」
「振られたのよ」
「あー…」
「何か知りようか?」
「実はね。潜在的な願望が具現化する呪いを鶴姫ちゃんが」
「ひひひ。素直になれば主にあの顔をした、いうことか」
「早くくっつけたいと思ったら裏目に出てしまったようだね」
「あ、飛び出てたか」
「意外と尻に敷かれてるよね」
「それがちょうど良いのよ」






おおきいのとちいさいの

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