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変換なしの雑食夢

ran

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アクアマリンの水泡

「やっほー!お久しぶり」
「…ん?」
「ありゃ寝てた?」
「う、ん。佐助ママ?」
「そーだよ。寝てな」
「うんん。起きる。」
「そう?まぁいいけど。旦那。起きてたよ」
「旦那?」
「…生きているか?」
「うん。真田さんも久しぶり」
「見るに堪えんな」
「酷いなぁ」
「痛々しすぎる。おいそれと遊べんな」
「心配ありがとう」
「仏すぎるよその切り返し」
「いやー、不節制がさぁ祟りすぎて傷が治らないというか。真田さんならすぐに退院だろうけど。」
「入院などしない」
「刺されたらわかんないよ」
「あー…気をつけてよ」
「ふむ…まぁ一理あるが全力で潰せば問題あるまい」
「「…」」
「血を分けてやろうか?」
「ドエスが感染ると困るからいい」
「どういう意味だ」
「それよりさー。知ってる?」
「ん?」
「うちの大将とおたくのお父上が交渉して、うちの子になれなかったよ」
「えー!」
「でお館様からのありがたいお言葉だ」
「『休息』…」
「薫陶を胸に刻め」
「ありがたすぎて意味わかんない」
「あともう一つ」
「ん?」
「色々調べてみたけど。やっぱり偽造だったみたいよ。悪質だよねー」
「そう、か」
「石田の旦那を擁護する気はないけど。元々8股してたみたいだし。」
「道理であばずれの匂いがした」
「真田さんも外道じゃん」
「不特定多数は好かん。」
「へー…」
「信じておらんな?」
「話進まないんだけどー。まぁ、何かの酒の席で一緒になって酔わしてお持ち帰りのコースだったんでしょ?普通逆だけど。」
「三成さんは弱くないけどねー。強くもないから。疲れてただろうし」
「で」
「で?」
「ここから我武田財閥が誇る調教師。真田の旦那が出馬するんだけど!」
「え?!」
「いつかの菓子の礼だ。」
「?」
「おはぎ」
「あー。お花見ん時に作っていった?そう言えば真田さん桶抱えて食べてくれたよね。」
「美味かった。あれは佐助のものより上手い」
「え?!どうしよう!??本気で嬉しい」
「俺様も食べたかったんだけどねー全部食べちゃってるしねぇ」
「また作るよ」
「うむ」
「うふふ。嬉しい」
「…そなたはその顔が一番良い」
「旦那ー?」
「蘭とやらを落とした」
「マジですか?!」
「ああ。あんなに品なく落ちた女は初めてだ。まぁ良い。そこで面白いことを聞いた」
「?」
「服脱いで絡み合ってそのまま寝るらしい」
「…は?」
「本番はなしだ。…デリヘル並みだな。まぁわからんでもないが」
「嘘でしょ?」
「欲しかったのはお金と次期社長夫人だったみたいだね。音声データあるよ?聞く?」
「いや、いい」
「しかも常に其方の名を呼び続けていたようだな。相変わらずというか。」
「…馬鹿じゃないの?」
「馬鹿だから、甘んじて受け入れたのだろう?途中からは気づいていただろうからな」
「…」
「其方を傷つけたことには変わらんのでな。そういう御仁だ。」
「穴あき損じゃん」
「いやー、そうとも言い切れないよ。あんとき行動したから結果良かったのかもしれないし。」
「うん?」
「まぁ。これが俺たちからの入院見舞い。早く元気になってよ。調子狂っちゃう。」
「うん」
「退院したら美味しいのいっぱい作ってあげるから」
「おはぎを作れ」
「うん。う、ん。」
「泣かないの」
「もう!佐助ママも真田さんも大好き!」
「そうか」
「もー!俺様も大好き!」
「にしても」
「?」
「何時まで他人行儀で呼ぶつもりだ」
「幸村さん?」
「それでいい」
「あっ?!でも。武田家族なら…」
「なにそれ」
「幸村お兄ちゃん?」
「…」
「だ、旦那?!」
「いや、しかし。…もう一度」
「幸村お兄ちゃん」
「…」
「あちゃー」
「それも良い」







アクアマリンの水泡








「ねぇ」
「ん?」
「石田の旦那は?仕事?」
「いや。そこのソファ」
「?!」
「安心しろ。寝ている」
「点滴に眠たいなるの入れて強制終了。知らなかったけど。ここうちの会社の病院じゃん」
「ブラックだねー」
「凄まじい形相だな。本当にこれで良いのか?」
「心配してくれてありがとう、幸村お兄ちゃん」
「…癖になりそうだな」
「旦那?!」

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