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変換なしの雑食夢

ran

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7

「あ、」
「気がついたか?」
「石田様」
「何故」
「ありがとうございます」
「は?」
「迎えに来てくれました」
「…頭が沸いたか?!」
「ふふふ。」
「わっ笑うな!」
「ふふふ」
「おい、大丈夫か?」
「石田様」
「な、何だ?」
「石田様は大きいですね。父上のようです」
「…はぁ?」
「伯父上が言っておりました。文武に秀でていて忠義も厚く。良き方だと。」
「ひ、秀吉様がか?!」
「徳川様と双璧となるだろうから仲良くしなさいと。」
「秀吉様…!!!」
「竹中様は勉学を教えてもらいなさいと。良き師になるだろうって。」
「当たり前だ!」
「ですが」
「ん?」
「私は二人にとても嫌われてしまいました」
「お、おい。」
「役立たずの用無しなのです。父上様」
「は?誰が父上だ!」
「寂しい」
「おい…は?」
「帰りたい、よう」
「おい、貴様!!!寝るな!起きろ!!!医師!!!!!!」






ぐずぐずの意識の中目が醒めると医師がいて私は驚く。ここはと言われると医務室らしい。あの部屋で私が倒れているのをある人が見つけてここにはこんでくれたらしい。思わず起き上がる。



「何をなさっているのです?!気を違えたのですか??!」
「あの部屋に帰ります」
「冗談ではない!あんな寒い部屋に戻ってどうする気ですか。只でさえお体が弱っている上での風邪です。」
「あの人が待てとおっしゃいましたから」
「死んでしま…え?」
「待てと。おっしゃたのです。ならば私は待つのみです」
「何を言っているのです。本当に命が危ないのですよ」
「私は子供です。何もできない子供です」
「だからこそ。拗らせる前に」
「約束を守る事しかできないのです」
「は?」
「ここに連れて来てくださった方にお礼を言っておいてください。本当に感謝しておりますと。」
「本気でいくつもりですか?!誰か!!!姫様を」




熱が出ているからまっすぐ歩けない。走っているつもりだけどきっと歩くのより遅いだろう。あちこちぶつけて痛いけど約束すら守れない自分が不甲斐なくて。情けなくなる。
講義の部屋はやっぱり寒い。暗いし怖い。けど。ここで待っていろと言われたのだ。だから私はひたすらに待つのだ。





瞼が重くなる。死んでしまうのかもしれない。それはそれで良い。この広い大阪城でひっそり死んでしまった私の事を誰か悲しんでくれるかなと思ったら凄い足音が聞こえてくる




「貴様!!!!!」
「あ、」
「何故」
「終わりましたか?」
「終わった!それよりだ!!!」
「父上はお怪我なく勝てそうですか?」
「当たり前だ!如何なるものもあの方をてくるいや、そうではない!!!」
「石田様も?」
「は?」
「怪我なく帰城出来そうですか?」
「私がか?」
「はい」
「…当たり前だ」
「それは良かった」
「…貴様は馬鹿か?」
「?」
「凄い顔色だ。熱が酷いのに何故」
「何故でしょう?私にはそれしか出来ませんから」
「っ」
「石田様」
「な、何だ」
「ご苦労様でございました」
「…」
「私は多分家に帰されます」
「な、ぜ」
「嫌われていますから。和を乱す」
「そんな事は!」
「父上に言うつもりです。」
「?!」
「ありがとうございました。書きつけ嬉しかったです」
「…」
「ご迷惑ばかりで本当にすいませんでした。では」
「おい、どこに行く…?!危ない!」
「っ」
「待て!歩くな!!!」
「ひっ!」
「っ?!」
「あ、う。すいません。あの。」
「…」
「一人で大丈夫、です」






からんころん 番外編





「肺の臓を病んだそうだな」
「…」
「我は近づいてはならぬと言われたわ。どうじゃ?容態は」
「悪い」
「で、あろうな」
「刑部」
「あの娘は聡い。故に哀れよ。自分に対する悪意や嫉妬を敏感に察する。主とは逆よ逆」
「黙れ」
「三成?」
「私のせいだ。」
「自分を責めるな」
「どうすればいい?!」
「…ぬう」

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