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変換なしの雑食夢

ran

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4

息が浅い。脈は弱いもののしっかりしている。手ぬぐいを絞って額においてやると少しだけ表情が和らぐが、依然目を覚ましはしない。
恐ろしかったのだろう。私が亡き父や兄達に抱いていた感情を思い出してしまう。良く折檻を受けていた。その度熱を出しては姉上に看病をして頂いていたものだ。その姉も嫁ぎ、亡きものとなってしまったが…。匙で水をすくってやる。口の中を湿らす程度に入れたそに合わせてこくりと喉が動く。




「…重湯を飲ませるか」





雛鳥を育てる心境に近しいのかもしれない。巣から落ちたそれを飼うには衰弱させずに飼うのが一番だ。が、ここまで弱っていたら、死んでしまう可能性が高い。半々より部が悪い。救いは水を飲む事だなと思って手拭いを変える。



「さ、ま?」
「如何した?!苦しいか???」
「兄、さ ま」
「魘されているのか?」





ここに来て誰がこいつを慈しんだだろうか?秀吉様は覇道に邁進され半兵衛様もそれを手助けされた。あの家康ですら付いていくのがやっとな状態で時折吉継が気にかけていた程度か。忌み嫌っているものの方が多かった気がする。秀吉様と同じ力を持つというだけで後継者なった女を嫌うものは多くとも好くものはいないだろう。勉学も下手な男では勝てぬ。またそれが鼻に付く。が奢ることも讒言することもなかった気がする。




「っ」
「おい、苦しいか?」



何故こんなにも苦しむ必要があるだろうか?
全て私の短慮の所為なのだ。






からんころん 番外編




うっすらと開いた瞳は微睡みの後恐怖に染まる。
すいませんとごめんなさいをうわ言の様に紡ぐのは他でもない。私のせいだ。

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