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変換なしの雑食夢

ran

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数年前。
姫様10三成家康16妹姫9刑部20予定




「姉上!すごくお似合いです」
「ですが、私は跡取りとして養子に入ったのですよ。こんな動きづらい格好」
「何を言っているのですか!」
「…」
「すごく美しい。草子に出てくる姫のようです」
「すごく他意があるわかりました。」




そう言って私は私の部屋から出て行く。今日は竹中様から兵法の講義があったはず。妹は隣室で侍女の方たちと遊ぶらしい。私自身女の園は苦手だからいいとして孫子の書を持って入ると場がざわついた。



「姫」
「家康様。如何致しましたか?」
「その格好?」
「行きがけに母と妹に泣かれました。少しでもいいから女らしくしてくれと申すものですから。親孝行でございます」
「はぁ」
「と言っても妹のような掻取は固辞してきました。ので、軽装でございますが」
「いや、そのだな」
「?」
「よく似合いです」
「ありがとうございます。あ、そうでした。兵法の苦肉計なのですが」
「ああ、それは」
「姫?なんだいその格好は」
「竹中様。」
「此処は神聖な学び舎だよ。そんな白粉くさい格好でくる場所ではない」
「…」
「で、ですが。そんなに派手な格好では。なあ、姫」
「…」
「ああ、泣くなよ。ほら」
「泣いても何もならないよ。君は他ならぬ秀吉の後継者だ。普通の女とは違うことを早く理解してもらわないといけないね」
「すいません!半兵衛様!!!遅参致しました。」
「三成君。秀吉は?」
「無事御政務を終えたところでございます。半兵衛様の講義に間に合うから向かうようにと」
「わかったよ。」
「?如何致しましたか?」
「み、三成!!!助けてくれ。姫が」
「姫様が?なぜ泣いている?」
「っ」
「泣くな。講義の邪魔だ。大体なぜそのような格好をしている!?半兵衛様の許可は取ったのか!」
「おい、女子に叫ぶなよ。な、姫。大丈夫だ。泣くな」
「甘やかしてはならないよ。ほら、なんとか言いなさい」
「…申し訳ございませんでした。」
「今日の講義は出なくていい。母親と妹姫には僕から言っておく」
「…」
「君はもう女子ではないからね。いいね。わかったかい?」
「母と妹には何も言わなくて結構です」
「貴様!!!半兵衛様に口答えをするのか!」
「っ?!」
「やめろ!三成。大丈夫か?ああ。誰か冷やすもの!!!」
「いいです。家康様」
「だが」
「半兵衛様。母と妹の言を飲んだのは私でございます。故に責は私にある。如何なることも私が受けますのでどうぞお許しください」
「ふーん」
「貴様!!!」
「三成!やめろ」
「はなせぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「一週間蔵で反省しなさい」
「はい」





ごしりと顔を拭って部屋を出るとふよふよと神輿に乗った大谷殿がいる。妹の口を少しだけ抑えているようで苦笑する。きっと彼がいなかったら乗り込んでいただろうなと一礼して自室に帰る。妹も泣かしてしまったなぁと思い顔を洗うと頬が痛い。涙が出そうになる。
でも泣いてはならない。強くなければ誰も守れないのだから。







からんころん 番外編





「姫は?」
「自ら蔵に入りよった。にしても、ちとやり過ぎよ」
「言わないでくれ。僕もそう思っているのだから」
「ひひひ。哀れな姫よな。いきなり後継者にされて勉学と武芸に明け暮れる。」
「仕方ないよ。彼女にはその才能が」
「の前に潰れなければ良いのがの。ヒヒヒ」

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