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変換なしの雑食夢

ran

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「姫様!!!何処におられますか!姫様!!」
「あ、治部。」
「?!」
「城の増築の件だが」
「…姫様」
「ん?」
「わ、私で!よろしいのでしょうか?」
「城の普請は治部が最適かと思ったが?」
「は?」
「忙しいのなら他の。縄張りは暗も得意だから暗に頼もう」
「暗などにこの大阪城を触らせるわけにはいきません」
「いやだから…私がするとどうも質素になりすぎると怒られるだ。治部や」
「は!」
「やはりそなたが適任だ。頼めれるか?」
「当たり前でございます。姫様のお頼みとあらばこの三成。命にかえましても」
「いや、城の普請で命をかけられてもな」
「…では至急取り掛かります」
「頼んだよ。」
「…?!」
「?!?!!治部や!いきなり自分の頬を殴る何て如何した?」
「姫様」
「いや、すごく腫れて。おい、待っていろ。手拭いを冷やしてくる。」
「いえ!その姫様!お待ちくださいませ!!!」
「?」
「私の!」
「お、落ち着け。すごい形相になって…」
「妻になってください!!!」
「…」
「餅も私だけではなく。貴方にも食べて頂きたい」
「…」
「婚儀も。佐吉のことも。此れからも」
「あ、の」
「私のものだけになってくれ」
「…」
「…」
「…っ」
「姫様」
「無理は」
「しておりません」
「命令」
「ではありません」
「父上との縁繋ぎ」
「?!」
「今、気がついたのか?お前らしくもない」
「いえ、その」
「約束してくれ」
「はい」
「戦場で私より早く死なないでくれ」
「…」
「そなたが思っている以上に私は其方が大切だ」
「っ善処致します」
「ん」
「姫様も」
「?」
「もうお一人で苦しんだり泣いたりなさらないで下さい」
「…」
「私は貴方の力になりたいのです」
「ん。わかった」
「…私の妻になってくれ」
「喜んでお受けいたします」
「っ」
「じ、治部や治部!離してくれ。恥ずかしい!」
「やっと」
「?」
「やっと私だけのものになった」
(それを言うのは私の方だ。治部や)









からんころん








「…裳着の儀をして餅食って婚礼か。」
「当たり前だろ!」
「まぁせっかくですし。佐吉様も見たいですよね」
「はい。ははうえ」
「…言わされているな」
「かすてえらをくれるそうです」
「もので釣らないでくれ」
「でもほら」
「…」
「治部」
「そわそわしてる三成くんの楽しみを奪う気かい?楽しみなのは僕以上だよ」
「はぁ」
「姫様」
「見たいのか?」
「はい!!!」
(即答)
「それはそれは美しいお姿でございましょう」
「なら致すか」
「「!」」

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