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変換なしの雑食夢

ran

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菖蒲色

「姫が殺された?そう言ったの?」
「のようで」
「どういう事?!」
「わからぬが…三成は心当たりがあると」
「三成君が?」
「今、姫は?」
「石田の屋敷に。炊事洗濯全て二人でするそうで」
「…新婚さんだね。」
「それはいいが」
「ひひひ。暑くて暑くて、我は行きたくない」
「え?!吉継君まで?松君は?」
「引き攣っておる。」
「想像がつきやすい。まぁ。二人がいるし…大丈夫だろうけど…ん?」
「兄さん」
「三?如何したんだい?」
「姫は?今日見てないんだけど」
「三成君のところさ。秀吉。荷物も送っちゃう?」
「…離れに住むはずだ」
「君も妹離れしてないね。唯一の弱点だ」
「お前もだろう」
「そうだね。で、三は姫に何の用だい」
「お土産」
「預かっておくよ」
「ん?」
「如何した?」
「いえ。失礼致します」
「…」
「心当たり、ね」
「良いのか?賢人」
「なんの事だい?さぁ。差し入れに行こう」






何故此処にいるのだろうと思いながら人参を見る。片倉様印。美味しいだろうなぁ。何にしようかとチラリと後ろを見ると石田様がいて困った顔をされる。それはこちらも同じだ





「この際です。しっかりと休んでいただこう」
「姫」
「はい?」
「作りすぎでは?」
「…食べないのですか?」
「食べますが」
「食べて下さい」
「…二心ありませんか?」
「しっかり休んでいただきたいだけです」
「私は…」
「石田様!婚礼した後もこういうのがいいかもしれませんね」
「はぁ」
「昔から子供が出来たら自分で育てたかったのです。こういうの好きです」
「…」
「石田様?顔真っ赤ですよ」
「子供…」
「結婚したらそういうものでは?」
「え、ええ。そうなのですが…」
「ふふふ。」
「遊んでおりますね」
「いえだって。半兵衛が結婚したらキャベツが届いて赤子が出来るって聞いてますから!大丈夫ですよ」
「…松」
「恨むのならば興味半分で遊んでいた竹中様を」
「…くっ!」
「ヘタレ」
「何を二人で?でなんで此処に来たんでしょうね?」
「改築です。姫様の部屋を大きくするために」
「そうなの?」








菖蒲色








「姫様は?」
「寝てます。」
「外は?」
「今のところ三人ですかね…。派遣先は今はかしてますが。見た事ある顔もありますし(珍しく)あなたの勘が当たってますね」
「…そうか」
「今生で前世の仇をとれるとは!」
「生き生きするな。」
「で、姫様はお願いしますよ。寝てますから。変な事しないでくださいよ。でも側には居てくださいね」
「貴様」
「理性との間で頑張ってください!」
「何処に行く」
「本業に。狩に行ってきます」

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