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変換なしの雑食夢

ran

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リリィ

「あれ?起きてたんですか?」
「レオ君おはよう。今起きたの。クラウスさんは?」
「つい今し方、出かけられましたよ。」
「すぐ戻るさ。リリィ。お茶は?」
「いただきます。スティーブンさん。おはようございます」
「おはよう。あいも変わらず可愛いなぁ」
「あら、お上手。お茶、ありがとうございます。」
「本当さ。まぁそれだけでないのが君のいいところだけど」
「クラウスさんと一緒に出かけたのではないのですか?」
「いや、今日は園芸サークルさ」
「また?」
「これ以上増やそうっていうのかね」
「あの方らしくていいではありませんか。」
「まぁ、君が起きてくれて何よりだよ。ザップが来て君にいらぬ事をしては大変だからね」
「ザップさんのお好きなタイプではありませんよ」
「そんなことないですよ!リリィさんすっげぇ綺麗だし!」
「!」
「少年」
「いや、他意はないです!でも!!!」
「まぁ確かにな。リリィは見た目も美しいからな。あの朴念仁が入れ込むのも無理ねぇさ。…リリィ?」
「も、う!恥ずかしい…ってわっ!」
「リリィさん?!」
「良かった!割れてない?」
「良かったですね。怪我ないですか?」
「ありがとう。大丈夫」
「…にしても新しい鉢だな」
「本当に。」
「君に限って食べられることはないと思うけど…危険だったらよくないから置いておこう」
「それがいいですよ」
「そうね。ザップ君みたいになったら嫌だものね」




そう言っておこうとした瞬間バフンという音ともに粉をふりかけられる。これはやばい?!やばいかもしれないと思いながらクラウスさんの大切な鉢植えだから割るわけにもいかないし。と思案していたのがいけなかったようだ。しこたま吸い込んでしまった。不幸中の幸いなのは私だけで、2人は吸い込んでいないというところだ。




「大丈夫か?!」
「ちーっす!あり?」
「急いでクラウスさんに連絡を」
「ルシアナにも連絡しておこう。リリィ」
「如何したんだよ?!」
「あっ!ザップさん。良いところに!ギルベルトさん呼んできてください!」
「は?!姫さん?如何したんだよ」
「新種の植物かもしれない!…リリィ?」
「ん…」
「新種の…新種!!!」
「あ…」
「「あ?!」」
「…知らない!!!」
「わけないだろ!レオ君!!!」
「うっわー!あんたさすがSS先輩だよ!なんちゅうところで買ってんだよ!!」
「…ザップ。わかってんだろうな」
「いや…腹いせっつうかなんつうか…旦那にって思ったんだけど…」
「歯ぁ食い縛れ!」
「スティーブンさん!まずはあれが何か聞き出さないと!」
「さっさと吐け!」
「えー…とですね」
「死ぬようなやつか」
「っつうか。その…あっちの方の」
「「?!」」
「新種らしくて、花粉嗅いだらやりたくなんの当たり前で」
「で?」
「嗅いだ奴の一番抱いて欲しいやつに見えんの。目に映る全員が」
「はぁ?!」
「後腐れのないやつだから!そこんとこは大丈夫だけど」
「何が大丈夫だよ!」
「それよりだ」
「ん…」





「クラウス、さん」





「やばい!!!」
「あれはダメっす!」
「女性陣を呼べ!時間稼ぎ…ザップ?」
「クラウス、さん」
「うへへへ」
「きーさーまー!!!」
「へぶらっ」
「縛っておきます!」
「ぐへ!」
「緊急ってなんですか?」
「チェインさん!」
「良くやった!!!よく来てくれた!!!!」
「え?…リリィは?」
「SS先輩の所為で」
「クラウス…」
「てめっ!よりによって!!!」
「クラウス、ギュってして」
「…御本人は?」
「あと20分かな?」
「KK呼んでください!!」
「ふっ…ん」
「リリィ!リリィ?私よ!」
「?」
「正気になって」
「…クラウスさん、大好きよ」
「「「?!」」」
「大好き。すごく」
「これ、女の私でもやばい!」







リリィ







「如何すれば治りますか?」
「バラバラにするか」
「それはダメ!」
「なら気の済むまで発散するか」
「…もうそっちしかないかな」
「先生」
「これってさぁ。死んだ恋人に抱かれたい娼婦で流行ったんの。でも副作用が強すぎて」
「「?!」」
「依存性かな。もう死んだ恋人と会えるのだからね。罪作りだわ」
「なら、大丈夫?」
「でも考えてみろ。少年。相手はあのクラウスだぞ」
「?!」
「ある意味…死亡フラグですね」

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