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変換なしの雑食夢

ran

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落乱 雑渡さん

あの時の護衛の忍びは寿命が縮んだそうです。声も気配も感じないほどの距離で且つ敵の侵入を阻止しなければならない。何より、伝令なんてあったものなら消されるというスリルとサスペンス。

そんな事も知らずに私はスヤスヤと寝ているのだった。雑渡さんに抱きついて。


「姫」
「んー…雑渡しゃん大好き。まだ離れるのやだ。
「何この子可愛いぃぃぃぃぃぃぃぃぃ(服着て。じゃないと部下が困っちゃう)」
「雑渡しゃんだぁ」
「その寝ぼけた声腰にくるわぁ」
「んー?」
「…駄目だ。ツッコミ不在でやりにくい」
「?」



体どうと言われてにこりと笑う。痛い。歩ける気がしない。そう言えば、そりゃあね、苦笑されてしまう。破瓜の痛みも酷いものながらおぼこ娘を抱くには聊かしつこく、粘着的だった。


「座れる?」
「んーん」
「そんなに?」
「うん」
「ごめんね」
「長かったもんね。」
「…怒ってる?」
「え?怒るとこなの?」
「どうだろ?」
「私は嬉しかったよ。」
「そうなの?」
「雑渡さんにそんなに求められているのも、セクシーな声と表情見るのも。全部嬉しかった」
「本当にもう。」
「雑渡さんて淡白って聞いてたのにね」
「ん?」
「すごく情熱的だった」
「…姫?」
「其れって私だけ?」
「うん、そうだよ」
「なら凄く幸せ。」
「かっわいいなぁ。いや、其れより。」
「ん?」
「何さっきの?」
「え?幸せ駄目?」
「ちがう」
「私だけじゃないの!?」
「な、泣かないで!姫だけに決まってるでしょ!じゃなくて淡白って」
「ああ、高坂さん」
「陣左?」
「抱いてるの見たことあるもん」
「………え?」
「5.6歳の頃かな?御稚児の頃だと思う。」
「まじで?覚えて、いうか知ってたの?」
「うん。淑女の嗜み。」
「…」
「雑渡さん?」
「ああうん。本当にどうしたもんだろうね」
「?」


そう言って畳にのの字を書き始めるから苦笑する。生まれた時から今の今まで。俗世の欲を全部排除してきた人だからな。だから知らなかったと思ったのだろうと笑うとすごくショックだからわ 笑わないでといわれる。苦笑。
雑渡さんと名前を呼べばこちらを向いてくれる。布団の横をぽんぽんとすれば目に欲が孕んでくる。この目が好きだ。男として、私を女と見てくれるこの目が好き


「姫?」
「寂しい」
「…誘ってる?」
「うん」
「体」
「平気」
「でもさ」
「私を色付けたのは雑渡さんだよ。責任とって」
「色、に溺れそう」
「駄目なの?」
「うん」
「なら私のせいにしていいよ」
「?」
「忍びとしてで良いから。横にッン?!」
「んっ。はぁ、っちゅ」
「んっふぅ。れろ。あん」
「ん。姫」
「ん?」
「可愛い」
「雑渡さん?」
「仕事で抱けると思う?こんなに可愛いのに」
「可愛い?」
「当たり前でしょ?」
「…うん」
「そんなに私が欲しい?」
「雑渡さんだけしか欲しくない」
「素直」
「あ…」
「2.3日立てないの覚悟してね。」



螢火



「雑渡さん」
「ごめん。やり過ぎた」
「ふふふ」
「…どうしたの?」
「ぎゅーして」
「はいはい」
「だい、すき」
「本当無理。何この可愛い生き物は」

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