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変換なしの雑食夢

ran

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2

「鴨〜鴨。何にしようか?フルーツソースも捨てがたい!」
「た、楽しそうだね。」
「たっのしくないですよー。本当に。」
「何があったの?」
「あのたら…いやキーヴ様が来て鬱陶しい上に一人連れてかれたんですー。」
「ははは」
「恋愛脳なんていらないっつーの!」
「そう?」
「いります?」
「いや、」
「でしょ??!」
「告白とかされたことないの?」
「あるように見えます?」
「こ、怖い怖い!」
「スープは野菜入れてと。」
「家庭的なのにね」
「家事一般は躾けられてますから。一応宮廷の料理人できる程度の平民ですから。だから結婚やら何やら言われ…はぁ。好きなことだけできたら良いのに」
「らしいといえばらしいけど。」
「大体、誰が言い出したんです?!この罰ゲーム!」
「あ、そうとった?」
「それ以外にどうとれと」
「ダリューン様がとか?」
「…」
「す、すごい顔になってる。嫌なのはよくわかったよ。でもどうして?」
「理由なんて簡単です」
「身分が違う」
「嘘でしょ」
「あの仏頂面でかっ込まれた。」
「精悍な顔と言えない?」
「無理ですね。」
「はぁ…前途多難だなぁ」
「何ブツブツ言ってるんですか?」
「何でもないよ」
「変なエラム様」
(この顔に持って行かれたんだろうなぁ)







灰被りのじゃじゃ馬







「重っ!」
「ははは。頑張れ!」
「ちょ?!キーヴ様???ああ!また連れて行きやがった!か弱い女に持たせる量?!」
「か弱くないって…おっと」
「ダリューン様!頑張ってください」
「…」
「あー!重っ…てあれ?」
「持つ」
「いや良いです」
「…」
「うわっちょっ?!」
「こんな物を一人で持っていたのか?」
「仕事ですから」
「…」
「あ、の」
「?」
「ありがとうございます」
「いや、いい」
「…」
「いつも美味い料理を作ってくれている感謝の印だ」
「!」
「顔は生まれつきだ。許して欲しい」
「いや、その。エラム様…」
「何処に置けばいい?」
「あ、こっちです。」
「…」
「本当にありがとうございます。あ、お茶でも?」
「いや、いい」
「そうですか」
「あ」
「?」
「これをだ。渡したかったんだ」
「は?」
「切り傷に効く。寝る前につけてみればいい」
「え、その」
「ではな」







「はっ!?…天然の色男だわ!危ない。やっぱり気をつけないと」

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