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変換なしの雑食夢

ran

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親友の妹に懸想する三成

「兄様!」
「やれ、姫。きよったのか?」
「当たり前です。兄様が…倒れたと聞いて私がどのような思いで参ったと」
「ヒヒヒッ。ただの過労よ」
「?!石田様!!!!!」
「う…」
「やれ叫ぶな叫ぶな」
「病身の兄上に無理難題を申したのですか!」
「…すまない」
「違う違う。ぬしもおちつきゃれ。それに主はなんともなかろうが本に三成は怖い男よ。叱られたらなんとする」
「私の一番は兄様です!…もし兄様に何かありましたら私、生きてなどおれません」
「なっ?!」
「愛い愛い。」
「もう、この様な心配などしたくありません。」
「ほれ泣くな泣くな。可愛い顔が台無しよ」
「は、い」
「…刑部。」
「ん?何よ三成」
「貴様は暫く休んでいろ」
「そういうわけにはいかぬよ」
「貴様に何かあったら妹御に…いいな。書類は私が代わる」
「ぬ…」
「妹御」
「は、い」
「泣くな。」
「申し訳ございません。兄様が倒れたと聞いて折から心配で。貴方様にも無礼なもの言い御容赦くださいませ」
「いや、私が刑部に無理させたのは事実だ。」
「違う違う」
「刑部」
「兄様…お願いですからじっとなさって」
「刑部を頼む。ほって置くと勝手に仕事をし始める故。」
「あいわかりました」
「三成…」
「寝ていろ。体を愛うも貴様仕事だ。妹御のことは心配するな。半兵衛様に伝えておく」
「…すまん」
「いや、良い」






親友の妹に懸想する三成







「…」
「はいる…すまん!」
「やれ、構わぬ構わぬ」
「寝て、おられるか?掛物は?」
「ヒヒヒッ。主は我にも我の妹にも優しい優しい。」
「なっ?!」
「だがのぅ…」
「な、なんだ」
「まだ手放す気はない」
「…知っている。何より、離れられぬだろう」
「まぁなぁ」
「…それより掛物だ」
「ヒヒヒッ。愛い愛い。」

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