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変換なしの雑食夢

ran

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「あらまあ」
「…野駆けにお連れしたら寝てしまった。退け」
「…」
「何か言いたいことでもあるのか?!」
「い、え。姫様が」
「?」
「貴方の前ではよくお休み遊ばれるので」
「???」
「とても心をお許しになっているのだと。思っただけですわ。ふふふ。」
「そうか」
「如何致しましょうか?お部屋に連れて帰りましょうか?」
「軍議があるが構わん。」
「しかし」
「寝ている間に捨て置くと泣く。」
「まっ」
「用意するなら羽織を。寒いと風邪をひく。」
「あいわかりました」




なんともはや妙な組み合わせよのと目の前の男が言う。さて、三成が怒らぬかとおもったものの杞憂に終わる。正確には、其れどころではないらしい。毛利は珍妙な金吾は真っ青な顔をしているが仕方ない。豊臣のものは慣れたがなと姫に羽織をもう一枚かける



「過保護よ」
「愛らしいゆえ」
「…我には分からぬな。このような」
「何ぃぃぃぃぃ!!!」
「ひっ」
「やれ金吾。主が驚くことはあるまいに」
「ででも!三成くん怖いよ。」
「金吾ぉぉぉぉぉぉ!貴様!!!」
「ひっ」
「ん…」
「?!」
「やれ、姫」
「んー…」
「…」
「まこと愛らしいなぁ。なぁ三成」
「わぁ。可愛い」
「金吾…」
「ごめんなさいっ!」
「みつなりさま?」
「まだ寝ていろ!」
「うん」
「…寒くはないな」
「うん。みつなりさまあったかい」
「ならいい」
「…おい」
「?」
「邪魔よ」
「何を言う?!」
「故に我の元に来い」
「貴様!」
「もうりさまはだめっておおたにさまがいいました」
「貴様…」
「主は金吾でも抱いておれ!姫は我豊臣のものよ」
「…ひっ」
「きんごさま?」
「はっはい!!!」
「はじめまして。よろしく」
「…」
「おい、三途の川を渡るか?!」
「いやいやいやいや」
「みつなりさま」
「な、なんだ?!」
「すき」
「…」
「天然の誑しよな。ひひひおそしいおそろしい」
「…」
(知将も釣ったか?!)





からんころん 番外編



「我のところには来ぬ」
「秀吉。僕なんて嫌われてるんだよ」
「致し方ないな」

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