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変換なしの雑食夢

ran

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気に入らない三成

「三成」
「?」
「また?次は誰相手に暴れたの」
「うるさい黙れ」
「あら、酷い」
「触るな」
「嫌よ」
「…」
「半兵衛様が心配されてるわ。貴方は殿下の左腕なのだから」
「貴様に何の関係がある?!触るな!」
「痛っ」
「!」
「口の中切ったわ…もう。すぐそういうことするから!」
「っち」
「関係なんて直接ないわ。私は半兵衛様の憂いを見過ごせないだけよ」
「半兵衛様と貴様ごときが気安く呼ぶな!」
「許可は頂いておりますわ、石田殿」
「な?!気味の悪い呼び方をするな!」
「うるさい御仁ね!相変わらずだわ…少しは大人しくできないのかしら?」
「煩い!」
「少しは大人しくなって。人は無限にあるものではありませんから」
「?」
「傷つけられて笑えるものなんていないのよ」
「黙れ…どこに行く?」
「仕事に戻るだけですけど」
「先に医務室へ行け!」
「はぁ?」
「…切れたのだろう?」
「そのうち止まるわよ。だいたい今貴方のせいで満室よ」
「っち!」
「本当に…あ、そうだ」
「何だ?」
「あげる」
「な?」
「胴服」
「胴服?」
「何よ。」
「…」
「不服そう。だって」
「?」
「夏なのに寒そうだもの」
「は?」
「いつも見てて寒そうなのよ。夜仕事しているときなんて特に」
「…」
「何?」
「ふん!」
「???」
「着れるのだろうな?」
「失礼な。着れるわよ」
「如何だか」
「なら返して」
「…仕方ないから貰ってやる」
「可愛くないわね。半兵衛様なら喜んでくださるのに」
「…」
「三成?」
「貴様は!いつも半兵衛様ばかり!」
「当たり前でしょ?貴方が殿下の筆頭従侍なら私は半兵衛様のそれだもの」
「ぐっ…」
「要らないなら返してくれていいから。要らないことしてごめん」
「な?!…っち!」
「三成?…もう!」






気に入らない三成







「…」
「やれ蛞蝓の様よ」
「刑部」
「先程月にあったが青痣を拵えておったよ。主もそろそろ大人にならしゃれ」
「ふん!」
「そう言うのが良くない。あれの好みとは正反対よな」
「?!」
「言わずもがな、賢人は知的で大人故」
「…どうせ私が子供なのだ」
「ひひひ」
「何だ?」
「あれを見よ」
「?!」
「良い顔よの」
「…刑部。」
「主とて贈り物の一つでもしてみりゃれ。」
「無理をいうな」



「三成。吉継」
「?!」
「ひひひ。やれ兎。何かもろうたか?」
「その兎はやめて」
「はてさて。主は兎よな。皮剥ぎで号泣する可愛い兎よ」
「もう!小さい時の話を…お裾分け」
「?」
「半兵衛様から頂いたの。三成?」
「…何だ?!」
「…うんん」



(もうちと柔和にいけぬかのぅ)

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