忍者ブログ
変換なしの雑食夢

ran

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ツンデれる三成 10

「お、おい!」
「はい?」
「いいいいい」
「?」
「…」
「取り敢えず、お茶を」
「あ、ああ」
「…」
「その!だ!」
「?」
「今から」
「外の掃除へ行ってきますが…何かありますか?」
「…」
「殿様?」
「何でもない!」







「おい!」
「はい」
「なぜお前が廊下を抜いてるんだ!」
「え?」
「何故だ!」
「…」
「お、おい」
「何かご不満でも?」
「い、いや。ない」







「どこに行った?」
「…何しているんですか?」
「貴様こそ!」
「洗濯です」
「みればわかる!」
「…なら聞かないで下さい」
「なっ」
「あ、そうだ。刑部様が探していましたよ」










「やれ、三成…如何した?」
「…アレが」
「うちの子が如何した?」
「まだ!貴様の子ではない」
「…責任を取らぬのか?」
「そんなつもりはない!早々に正室に」
「なれば何の不服がある?」
「…変わらなすぎる」
「?」
「全然変わらん!情を通じたというのに!未だに侍女の仕事をする!」
「…ああ」
「何がああだ!私と好を通じたのだ!正室らしく」
「無理よの」
「何故だ!」
「それがうちの子の良いところよ」
「…」
「あれが主の手がついて助長する程度の女なら主とて惚れもせぬし、況してや二度三度の求婚を無下にはせぬよ」
「確かに」
「大体、主の世話をあれ以外が出来るものか。」
「!」
「そういうことよの…ん?」
「失礼します」
「噂をすれば」
「お茶とお菓子を…如何致しましたか?」
「主にちと尋ねたい」
「はぁ」
「主は三成の何となりたい?」
「えー…と?」
「主が侍女の仕事をするのが気に入らぬらしい」
「私は殿様付きの侍女ですから」
「正室だ!」
「はぁ?まだ世迷言を。大体あなた様のご気性で私以外誰がこの役を出来るというのです」
「ぐ…」
「ひひひ」
「私と、好を」
「…それはそれ。これはこれです」
「何?!貴様!」
「何ですか?立ち上がらないでください」
「私と好を通じながら…他に男が!」
「…へぇ」
「これ、三成」
「私のことそんな風に…良いです!わかりました!!!」
「な?!怒るな!ま、待て!」
「殿様のすかたん!」
「お、おい!泣くな。私が悪かった!」
「うわーーーーん」
「ぎょ刑部!!!どうにかしろ!!!」
「はぁ…」







ツンデれる三成 10







「身分で無理と思うたのよなぁ…」
「はい」
「無理なことがあるか!」
「黙りゃれ!ひひひ。心配せずともわれの子になれば良い」
「え?」
「さすれば父と子よ」
「!」
「おい!」
「三成を躾ける大義名分が出来るなぁ」
「御父様!」
「ひひひ。愛い愛い」

拍手

PR